モノクロ/日活スコープ/9巻/2401m/88分
       
封切日
1959.7.28
撮影
姫田真佐久
監督
松尾昭典
照明
岩木保夫
企画
高木雅行
美術
千葉一彦
原作
菊村到
録音
橋本文雄
脚本
山崎巌
 音楽
鏑木創

 
 
       
 
CAST
長門裕之 南田洋子 芦川いづみ 大坂志郎(二役) 神山繁 梅野泰靖 三島雅夫 赤木圭一郎 高原駿雄 下元勉 玉村駿太郎 深江章喜 神戸瓢介 青木富夫 清水文夫 若原初子
 
併映
『汚れた顔』(森永建次郎監督/青山恭二・中村万寿子・南寿美子・春日八郎主演)
 
内容
消された兄貴分の妹に惚れ、組織の秘密をタレ込んだチンピラは、なんとか堅気になろうともがく。
だが、逃げても逃げても追ってくる、口笛を吹く黒い影・・・
 
 
◆トニーは何処/
いづみさんの許婚者として、1シーンだけ登場。主人公の心理的ショックを増幅させる為だけの役回りな訳ですが、それまでいづみさんにそんな素振りもなく、また(トニーが)全然つり合ってないので、別にありがちな設定ながら、観てる方もショック。てっきり弟かと思ったぜ・・・
 
◆伊勢守ノート/
けっこう文献などでは語られているけれど、最近ビデオ化されるまで滅多に観られる機会のなかった日活暗黒映画の傑作。それにしても特筆すべきは神山繁の殺し屋。口笛を吹く黒い影ってのも貸本劇画のようでいいし、その曲がまた「赤とんぼ」ってのもいい。懇切丁寧に決闘への道案内をする姿は、ほとんど死神。旭や裕次郎の敵役なんかで時々出てた時はあまりにキザすぎて一寸浮いてましたが、ここでは小さな幸せを壊す非日常というわけで、そのキザがぴったりハマっていて素晴らしい。